己のこころに英雄を飼え!
社会に出て仕事を続けていると、何かしら苦労したり嫌な思いをするでしょう。自分の努力が認められない。人間関係が窮屈。毎日がつまらない。何もかもが嫌になって、死にたくなったり…。色々あると思います。
私も何か面白くないことが起こるたびに、近くのものに八つ当たりすることも多々…。
そんな状況を打開とまではいきませんが、自分なりにこの息苦しさを少しでも和らげる為の方法を見出したので、それをお教えしましょう。
それは、自分の中に英雄を飼いならす、というものです。
どういうことかというと、英雄というのは自身の心の支えとなる存在のことです。それは仲のいい友人だったり、尊敬する先生だったり。そういった人たちとの交流を通して見聞した考え方や生き様みたいなものです。身近に話せる人がいないのであれば、歴史上の偉人でもいいし、さらには好きなアニメ・漫画・小説の架空のキャラクターでも良いと思います。
自分が何かしらの壁にぶち当たったとき、
「あの人なら、あのキャラならばどうするだろうか?
「あの時、アイツが言っていた考え方が参考になるんじゃないか?」
と思考する習慣が出来るようになれば、ベストな結果を残せなかったとしても「自分はなんて駄目な奴なんだ」いじけてしまうことも少なくなる気がします。
「英雄」は何人いても構いません。いや、間違いなく多い方がいいです。人の数だけ生き方のパターンがあるのですから。
だから、何かに行き詰ったときはある程度時間を確保して、ひたすらアニメや映画を観まくったり、本を貪り読んだり、音楽を聴きまくったり、多くの人と話すなどの行動をしましょう。
もちろん、自分が良いなと思うものを英雄として取り入れていくのがベストではあるけども、出来れば多くの人が知らなかったり認知されていないようなものを多く知っていた方がいいと思います。
「こんなにも素晴らしいものを俺だけが知っているんだ」という優越感に浸れるだけでも、十分こころの平穏を保てますからね。
言ってしまえば、やじろべえみたいなものです。
腕が多ければ多いほどバランスが保たれ、簡単には揺るがない。
我々がこれから見聞するであろう全てのものに、自身だけの「英雄」となる可能性を秘めておりますので、あまり深く考えず気長に見つけていきましょう。
そして、この私も誰かにとっての英雄になれたら幸いです。