人生の転換点(ターニングポイント)
お久しぶりです。marstonです。
もう4年以上更新することなく、大きな空白期間をつくってしまいました。
なぜ今、このタイミングでブログに復帰したのか。その理由と今後の活動の予定について語ろうと思います。
毎日つまらない会社で働くだけのつまらない人生を送りたくない!
ブログやSNSで情報を発信して皆の役に立ち、社畜な人生から俺は抜け出して自由な人生を送るんや!
このはてなブログを立ち上げた当初、そんな野心に燃えていた私だったのですが、サラリーマンとして目の前の仕事に追われている内に、自由な人生に向けた知的活動を行う気力が衰退していったのです…。
最初に書いた記事でも、「ブログを飽きずに続けていくモチベーションをどう維持していくかの工夫も考えます」と言っておきながら、微塵も有言実行できていない…。
世の中には、どんな境遇や苦しみの中に身を置いてもなお、生産的な活動を続けられる人もいるというのに。自身の意志力の無さには、つくづく嫌気がさしますね(笑)
ここで少し、話を変えようと思います。
実は、今年の12月に7年間勤めていた会社を退職することになりました。
(この記事を書いている現時点では残りの有給休暇分を消化している最中で、自由な時間が出来ている状態です。その間はまだ会社の一員)
会社や組織に縛られずもっと自由な生き方がしたいなという気持ち自体は、だいぶ前から持っておりました。過去にも色々と本を購読しながら、自分なりに勉強もしていました。
しかし、普段のサラリーマン生活及び社会の荒波に飲み込まれた私は、日に日に精神を蝕まれ、勉強だけでなく遊びに対しても活気的に動けない状態になりました。
4年ほど前に、はりきってこのはてなブログを開設したはいいが、執筆したものはほんの3記事。しかも内容は薄っぺら。勉強や読書が好きで、新しく得た知識を理解したり自分なりに解釈したことをブログで発信していこうと野望を抱いていたかつての私は何処…。
会社の同僚や周りの社員たちは、誰もがみな元気そうに振る舞い、何事においてもバリバリ業務をこなしていました。上司や先輩、外部の人に対しても常に笑顔で、気の利いた言葉をかけられる。皆が当たり前のことを当たり前のように行っており、愛想よく振る舞える方が可愛がられ、良好な人間関係を築けることはいうまでもないし、自分もできる範囲で、周りの者と同じようにそれを試みてはきたが、なかなか上手くいかない。
もちろん人間には得手不得手があります。だから、自分にはそれが合わなかったのだと思いたいところですが、自分1人だけが皆と違う現実を押し付けられると、そう簡単には立ち直れないものです。
学生の頃からそれなりに読書をしてきて、ちょっとやそっとじゃ折れないメンタルを上げてきたつもりでしたが、ここ最近は何かあるごとに机や壁を蹴り上げ、物を投げ、八つ当たりすることも多発…。反省と改善を繰り返しても尚、社会に適応できず評価されない自分は異常なのではないかと落ち込み、もはや劣等感と自己嫌悪感の塊でした。
やがて私は、常務陣営から戦力外通告を受けることとなり、退職に追い込まれることに。
いつかはやめるつもりではいたけれども、こんな早い段階でそうなってしまうとは…。
今の会社での居心地は悪く、仕事内容も好きになれなかったし、嫌いな奴も沢山いました。
そこから解放されるのはうれしい限りです。
私は迷わず辞表を提出しました。
嫌いな奴もいたけど、彼らと共に仕事をすることで得られたものが何もなかったわけではありません。
今現在も人見知りでコミュニケーションが苦手な私ですが、7年間のサラリーマン人生を通して、周りの者との連携や報告することの大切さを知ることができ、多少は成長できた(主観的ですが)のは事実です。
だから、好きだった社員、嫌いだった社員、話しやすかった社員、苦手だった社員、皆関係なく、彼らへの感謝の心を忘れずにいようと思います。
この会社での経験や得た教訓を糧に、もっと自分に適した職場を見つけるべく転職活動をしようと考えました。
しかし同時に、私の中でまた別の思いがジワジワと芽生えてきたのです。
それは、
もう窮屈な人間関係に縛られたくない!貴重な命の時間を会社なんかに捧げたくない!
そんな思いが。
人間は葛藤するとき、こころのなかで天使と悪魔が争う図を思い浮かべると思います。
しかし私の場合、天使と悪魔というよりも政治家同士の争いをイメージしてしまうところです。
「私」という名の国において、何人かの政治家たちが口論しているのです。
私の今後の人生をどうするのか。
家族や周りの大人がいうように、自身のキャリアや経験に基づいた会社を見つけて転職するべきか。
それとも、今までのキャリアのことはすべて無視し、ほんとうに自分が心の底から好きだと思えることを追求する生き方をすべきか。
前者を保守派とするなら、後者は革新派。
正直、まだ生計を立てる目途は十分ではありません。
最初の時点では間違いなく赤字続きとなって、これまで貯めてきた300万円が徐々に溶けていくことでしょう。
それでも夢を諦めたくない。
今までずっと、「今の俺の生き方は、本当にこれでいいのか?自由になりたいと言っていたじゃないか。あれはどうしたんだよ!?」と葛藤を続け、いつまでたっても次に踏み出せずにいました。
ですが、今回の退職を機に、諦めかけていた思いが再熱し始めました。
私の中の「革新派」が「保守派」に打ち勝つ瞬間でした!!
革新を決めた私は今後、フリーランスとしてライティングを中心とした仕事をしたいと考えております。元々、文書を書くのは好きだったし、あと学生時代にも卒業論文や修士論文を多く書き上げていたという細やかな実績(?)もありますし(笑)
収入確保のため、クラウドソーシングを中心に利用していくつもりですが、自分の考えを言語化する練習も兼ねて、ブログを再開しようという考えに至ったのです。
日々考えたことを日記に書いたり、ゼロ秒思考やモーニングノートというアウトプット法も過去に試したりもしました。それでもやはり、インターネット上における多くの人からのレスポンスが無い限り、過去を振り返るきっかけは生まれないですからね。
というわけで、4年ぶりの発信ということもあってかなりの長文となってしまいましたが、改めて宜しくお願い致します。